ウェディングプランナーへ依頼したときの流れ
現在私自身がフリーランスのウェディングプランナーとして仕事をしていますので、一般的なフリーランスのプランナーに依頼したときの流れとして説明をさせていただきます。
結婚を決意された方からまず最初に問い合わせを受けたウェディングプランナーは、まずはその申込の内容に応じて最初の返信を行います。
資料請求をされる場合には専用のWebサイトでのフォームや申込用紙による送付をしてもらうのですが、そのときにだいたいどのような規模での式を考えているかということを判断します。
その式の内容が取扱可能なものである場合には、まず最初にご相談を受けるスケジュールを立て、そこで最初のご挨拶を行います。
直接お顔を合わせてわかるということもたくさんありますので、私はできるだけ電話やメールではなく早めに対面するということを提案しています。
最初の顔合わせでそこでお二人の式に対する思いや叶えたいこだわりといったものをたくさんだしていただき、そこから実現のために必要なものをざっとご説明していきます。
既に式への希望がお決まりになっている方であればその内容をまとめ、後日見積書をしてご提案をさせていただきます。
だいたいの金額について納得いただけましたら、そこから本格的な契約を交わし実際の式当日に向けての作業を開始していきます。
見積もりをしてからの作業
見積もりの内容でOKが出たらそこからはいよいよ本格的に段取りが開始されていきます。
なお見積もりを出すまでのヒアリングの段階では料金が発生することはありませんが、実際に作業に入ってからは実費としてかかる事務作業費が都度請求されますし、もし何らかの事情によりキャンセルということになったときには程度によりキャンセル料を請求することもあります。
作業を開始するときにはまず最初に式のコンセプトを決め具体的に利用する施設を絞り込んでいきます。
会場にいくつか候補がある場合には一緒にその場所を下見をすることもあり、式場でどのように演出をしていくことができるかということを確認しながら場所の決定を行います。
式場が決まったら予約を入れ、それからウェディングプランナーを中心に使用をする場合の運営手配をしていくことになります。
手配の内容としては式場全体のコーディネートや衣装、ライトやスモークといった演出を使用するためのスタッフや、司会進行を誰にお願いするかといったことなどです。
全体像が決まったら細かい部分の打ち合わせ
式場やだいたいの演出プランが決まるとかなり式の形が具体的になってくるので、あとは細かい部分の詰めの作業となります。
ブーケやテーブル飾りをどうするかや、ペーパーアイテムをどこに発注するか、また料理の提供の仕方や引き出物の種類、式の最中に送るプレゼントやサプライズ演出といったことです。
結婚式や披露宴でのこだわりが多く出てくるのが案外この細かい部分についてで、フリーランスのプランナーは時にちょっと変わった演出やインテリアを実現するために必要な業者にかけあったりしていくことになります。
最初に見積もりをした料金のうち式以前に内金として数割を先にいただき、式が終わったあとにご祝儀などとして集った金額などから残りの金額をお渡しいただくようになっています。