より多くの人に幸せな出逢いをしてもらうために
私は大学を卒業してから約7年間、結婚式場でウェディングプランナーとしてたくさんの方たちの結婚式や披露宴を作り上げるお手伝いをしてきました。
その後長年の夢であったウェディングプランナーとしての独立を果たし、現在ではフリーランスとしてさらにより多くの人達に幸せな結婚式をお届けするための仕事をしています。
オフィスは都内にありますが、活動エリアは東京近県である埼玉・千葉・神奈川まで対応をしています。
私がウェディングプランナーという仕事を選んだ理由は、以前から結婚式や披露宴という人生の晴れ舞台となるイベントに大きな魅力を感じていたということがまずあります。
幼い頃に出席した親戚の披露宴で普段とは全く違った雰囲気でまるでお姫様のように振る舞う親戚の姿を見て以来、魔法のような舞台をつくる結婚式場の仕事に就きたいとずっと思ってきました。
大学を卒業してから幸いにして大手の結婚式場とプランニングを行う会社に就職をすることができましたが、やはり企業での仕事ということもあって完全に自分なりの挙式の提案ができるというわけではなく、そのことがずっと悩みになってきました。
そこで在職期間中から少しずつプランニングやブライダルに必要になる写真や映像撮影についての勉強を重ね、昨年よりプランナーとしての独立を果たすことができました。
フリーランスならではの強みを生かしたい
フリーランスとしての仕事は会社勤めであったときと比べて収入が安定しているわけではありませんし、何かトラブルが起こったときには自分一人で対処をしていかないといけません。
正直始めたばかりのときにはそれまで持っていた理想どおりに行かないことも多く、やっぱり自分は向いていないのではないかと思うことも多かったのは確かです。
ですが自分が本当にやりたいこととして強い決心でのぞんだことと何度も自分を励まし、とにかく熱意で一つ一つの仕事に対して向き合っていった結果、なんとか幾人かのお客様からお褒めの言葉をいただき少しずつですがいただけるお仕事の量も増えてきました。
駆け出しの頃の新人の私に対し、一緒に挙式を作り上げて行こうと真剣に話し合いをしてくださった当時のお客様たちには本当に感謝しています。
そのときに知り合った方たちとは今も個人的によいお付き合いをさせていただいています。
フリーランスという立場は確かに不安定な立場ではありますが、その分フットワークが軽く自分の判断で多くの業務を担当することができるということが大きな強みといえます。
本来ならば業務には含まれないような結婚相手への不安や相談についてもよくお話をうかがうことがあり、そうした意見もまた次の仕事に生かせる大切なご意見と思いっています。
変化をしていくウェディング業界と出逢いの形
私が会社勤めとフリーランスになってからをあわせてブライダル関連業界に関わりを持つようになって既に10年になろうとしているのですが、その間にもさまざまな変化があったということを実感することができます。
例えば10年前には芸能人や一部セレブだけがするものと思われていたような海外挙式が一般的な挙式プランとして利用されるようになってきたというようなものです。
また地元で行う挙式にしても通常の結婚式専用の会場を利用するのではなく、ガーデンウエディングやゲストハウスウェディングといったカジュアルな形で行うことがあったりして、冠婚葬祭の一つとしての厳かな式というイメージがうすれ、パーティーとしての意味がより多くなってきたのではないかと思います。
さらにパソコンやカメラなどの映像撮影機器が安価で高性能のものが手に入るようになったことで、演出や記念の記録映像・写真も相当ハイレベルなものが作られるようになってきました。
今後またどのような変化が起こっていくかということについては、私も内心楽しみにしているところです。