ウエディングプランナーとは

人生で最も幸せな瞬間を作り上げる仕事

ウェディングプランナーという仕事について少し説明をしていきます。

結婚式や披露宴を挙げようと思う方はまずどういった場所でどんなふうに式を挙げたいかということをお二人で話し合い、その理想に近い会場へ申込みをすることになります。

式を実際に挙げるとなると、会場のセッティングや内装の準備、料理の提供やライトなどの演出といったさまざまな事務作業が必要になってきます。テーブル

そこで理想の式を挙げるために場所を作り、その進行を担当してくというスタッフとなるのがウェディングプランナーの仕事です。

ウェディングプランナーが主に担当をすることになるのはその式全体の姿を主役である新郎新婦さんに示すことであり、実際の式の時には現場監督として他のスタッフを動かす業務も行います。

例えて言うなら一つの建物を作るときに設計図を書く建築士のような役割であり、実際の式の時には現場監督として全体が計画通り滞りなく進んでいるかをチェックしながら指示を出していくということになります。

建築にもう少し例えを進めてみると、これから建てようとする建物について事前にどういった大きさのものをどういった完成体になるかを事前に示すことができなければ、おそらくほとんどの発注者はOKを出さないでしょう。

また事前に説明をした内容と実際の式の内容が全く違っていたら大きな不満を持つでしょう。

ウェディングプランナーはそうした行き違いをなくし、納得と満足を感じられる式にしていくということが業務における最大の命題ということになります。

ほとんどの式場ではあらかじめプランが決まっています

ウェディングプランナーの仕事といっても実際にその職業名称を使って仕事をされている人には大きな差があります。

勤務場所も挙式専門のイベント会場ということもあれば、ホテルやホールのように多目的に使用される場所に専属となっていることもあります。

また特定の式場に付くのではなく、ウェディングプランニングを専門で受け付けるブライダル企業で勤務をしていることもあるでしょう。

さらに私のようにフリーランスで活動されている人も全国にはかなりの数で存在しています。

イベントホールやホテルのバンケットルームなどで挙式を担当するウェディングプランナーの場合、そこを訪れるお客は既に頭の中に「この会場でやりたい!」という希望を持たれていますから、その場所でできるプランを提案していくという方法でのプランを立てます。

ブライダル企業の場合はまず先にプランありきということで相談を受けますが、やはりそこは企業なのであらかじめ提携のあるイベントホールやレンタル衣装などを優先的に使用することで進めていきます。

フリーランスでもそうした提携があることはよくありますが、基本的には自分が知っているブライダル関連業者の中からクライアントさんの希望に近い場所や衣装、演出を選んでいくということになります。

ウェディングプランナーとしてのスキルとは

ウェディングプランナーとして活躍されている人にとって必要になってくるスキルはなんといっても「交渉力」に尽きます。

ウェディングプランナーはまず最初にクライアントとなる新郎新婦から式についての希望を受け、そこにあったプランを提案していきます。

その時には会場やその他のサービスを当時に合わせて使っていけるように話し合いを行って予算をだし、それをクライアントにプレゼンしていくということになります。

クライアントの希望をどのように叶えていき、それを企業側にどうした利益として結びつけていくかという仲介役としてかなり高い交渉力や提案力が求められてきます。

関連記事