仕事内容

結婚式・披露宴をプロデュースします

ウェディングプランナーの仕事を一言でいうと「結婚式・披露宴のプロデュース」です。

結婚式と披露宴はほとんどの場合同日に行われ、そこに数十人~百人程度の人を集めます。

主催者である新郎新婦とそのご家族にとっては、そのように大勢の人を集めるイベントを開催するということはおそらく初めての経験であり、いきなり行うといっても何をどうしたらよいのかわからないということがほとんどです。

そこで主催者である両家の方の負担を出来る限り少なくし、その場に参加をする全ての人にとって満足をすることができる式を作り上げていくようにするお手伝いをするというのが私達ウェディングプランナーとしての最も大きな仕事となります。

結婚式と披露宴をするとなると、まず日取りと予算を確定しそこからいかに希望にあった式にしていくかといった計画を綿密に詰めていかないといけません。

専門式場やホテルに勤務するプランナーであってもブライダル専門企業であっても、そうした最初の希望から具体的な式の形を提案していくということに関しては全く違いがありません。

式のための準備のスケジュールをお手伝いする

予算やスケジュールに応じた理想に近い式を提案することと並んで重要なウェディングプランナーの業務となるのが、式までにするべき作業を新郎新婦さんに対しサポートをするということがあります。

普通結婚式・披露宴をする場合には一般的には1年前~半年前から準備をするものですが、日程をきちんと意識して作業を進めていかないとあっという間に日にちが過ぎていってしまいます。

式までにするべき作業としては、招待をする人のリストを作って招待状を発送し参加する人数を確定させる、式で行う演出(BGM、衣装、ライトアップ、式場のインテリアなど)を決める、料理の内容の決定といったものです。

他にもそれらを行うためのスタッフを手配し、必要な日程までに支払いや連絡をしていくということが必要です。

招待客リストや招待状の発送などは新郎新婦側で行わなくてはならないことですが、その他の煩雑な事務作業についてはウェディングプランナーに任せることでかなりの作業を軽減することができます。

打ち合わせの日取りやしておくべきことのスケジュールは今ではほとんどの場合ウェディングプランナー側で提案するようになっていますので、そうした信頼に足るだけのしっかりとした仕事をしていくことも必要な能力と言えます。

クライアントとの信頼関係が大切

世の中のウェディングプランナーの多くはおそらく本当にクライアントさんには満足をしてもらいたいという願いを持って仕事をしています。

ですが挙式後の口コミなどを見ると、残念なことにあとから強い不満や後悔を持っているという意見を持たれている方が多いということにも気が付きます。

こうした事後の不満の最も大きな原因になるのはプランナーとクライアントとの信頼関係の不足です。

イベントについて不慣れなクライアントさんは自分の出した希望に対して十分な説明がなかったり、一方的に内容を決められてしまったりすると自分の意見が無視されたように感じ「もしかしたら騙された?」というようなネガティブな意見を持ってしまいます。

信頼感のあるプランナーさんに担当をしてもらった挙式披露宴では、終わったあとの満足度も高くなります。

最も難しいスキルといっても過言ではないのですが、できるだけ真摯な姿勢でクライアントさんに向き合い時に正直な意見を言うということこそがウェディングプランナーとしての重要な任務となってきます。