ジューンブライドの由来を知っていますか？
日本では6月は全国的に梅雨入りの時期であり、決して天候に恵まれているというわけではありません。
にも関わらず6月はどの結婚式場やバンケットルームで挙式の予約が殺到する時期となっています。
何ヶ月も前から6月のうちに絶対に結婚式を挙げたいというふうに希望されるクライアントさんも多くおり、ジューンブライドは他の時期にはない特別な意味を多くの人が感じているようですね。
しかし一方でなぜジューンブライドがよいのかということについては詳しく知らないという人が多かったりします。
ジューンブライドのもとになっているのは欧米の習慣であり「６月に結婚をした花嫁は幸せになれる」という言い伝えからきています。
ただしなぜ６月なのかということについては諸説あるようで、現在では単に占いやジンクスとして使用されるものとして伝えられています。
日本における「紅白はめでたい色」くらいの感覚のものなのかもしれません。
日本におけるジューンブライド戦略とは
なぜ６月なのかということについては、神話から来たという話もあれば、もっと実用的な６月は農業が暇になるのでその時にした方がよいというような話までいろいろと言われています。
ただ欧米の習慣であったジューンブライドが日本にまで波及した理由ということでいうと、それはやはり企業戦略という面が強いようです。
夢を壊してしまうかもしれませんが、ジューンブライドもバレンタインデーやクリスマス同様、需要が落ち込む時期にイベントを作ることで消費を促そうという企業の宣伝戦略がかなり影響しているというのが実際のところです。
ただ６月に結婚をしたことにより幸せを感じることができるカップルがいるのであれば、それはそれでいいような気がしますね。